今回はノートレックフットボールアカデミーの特別コーチである佐藤コーチに、ロバパン全道大会に参加して感じたことを綴ってもらいました。
佐藤コーチは、当スクールにて特別コーチを務める傍ら、2019年4月より自身でクラブチームを立ち上げ活動しています。
そして、去る7月に行われたロバパンカップにて札幌代表を勝ち取り、全道大会に出場。ベスト8に輝きました。
(以下、佐藤特別コーチのコメント)
ロバパン全道大会に参加して全道の強豪チームを観て来ました。
それぞれのチームに特徴があり、様々なプレイヤーがいました。その中でも突出した個を持つ“怖い”選手が印象に残っています。私が感じた“怖い”選手とは以下のような選手です。
前を向いて仕掛けてくる選手(攻撃)
ボールを受けたとき前を向き、“意図を持ったプレイ”をする選手は非常に危険でした。一方、同じく前を向いた選手でも“意図もなく前線にボールを蹴る”選手は全く怖くありませんでした。つまりゴールから逆算して前線にボールを配給してくる選手は怖いということです。
対人で頑張れる選手(守備)
身体能力で劣っていたとしても、何とか食らいついてボールを奪おうとする選手はなかなか崩せませんでした。技術というより気持ちの要素が大きいですが、チームとしてこのような選手は必要不可欠だと思いました。また、テクニックでは身体を使ってボールを奪うことは必須でした。そして、味方と協力して守備(チャレンジ&カバー)をしている選手達はとても素晴らしかったです。
周囲に気を使える選手(いろんな目線を持てる選手)
攻守において、味方がして欲しいこと、相手がして欲しくないことを常に考え、予測して(先回りで)動ける選手は厄介でした。我々ノートレックコーチ陣も自分視点ではなく“相手視点で考えること”の重要性を伝え続けてきましたが、やはりピッチ上でもそういう視点を持った選手は怖く思いました。
ノートレックが指導で大切にしている事は全道でも通用し間違いないということを改めて感じました。
今後は、チームの監督として経験した事をスクールに還元することでより選手の質を高められるようにします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。