スクール活動報告です。今回は清田区・ベーシッククラスの活動内容をご紹介します。清田区・ベーシッククラスU10では守備のトレーニングを重点的に練習しています。
テーマ「守備(ボールを奪う)」
守備は「ボールを奪い返す・ゴールを守る」という目的がある中、チーム戦術や試合状況によりその方法に違いがあります。清田区・ベーシッククラスU10では、チームや試合状況に即座に対応できるように個人戦術の強化、グループでの守備方法(基本)について伝えました。
内容;守備の優先順位を考える
ノートレックでは守備の優先順位を
- インターセプト
- ファーストタッチ
- 前を向かせない
- 遅らせる
- ワンサイドカット
の5つの優先順位でボールを奪うことを伝えました。そして、優先順位が最も高いインターセプトからボールを奪えるように、予測しながらボールを奪うトレーニングをしました。
どうやって予測するのか?
次のプレーを予測しインターセプトを狙うために、相手をよく観察することから始めました。ボールホルダーの身体の向き、目線、ボールの置く位置…相手をただ見るのではなく観察することで、”ボールを中心に相手チームが何をしようとしているのか?”情報を集め守備側が有利な状況を作れるようにしました。
成果;ボールを意図的に奪う
ボールを中心に周囲の状況を観てプレーの予測、ボールの移動と同時に寄せる練習を繰り返す事で、選手たちの守備に判断が伴い、意図的にボールを奪えるようになりました。
具体的な成果として
- ボールを奪うために状況に合わせて細かく立ち位置を変えた
- チャンスを逃すまいと集中力の向上、視野を広く持てるようになった
- 予測の連続によりグループでボールを奪えるようになった
等が挙げられます。
また、良い状態でボールを奪うことでスムーズな攻撃展開ができるようになました。