ノートレックフットボールアカデミーでは去る12月28日〜30日に短期集中スクール“前期”を開催しました。
今回は「ベーシッククス」の活動内容をご報告致します。
目的:考える力を伸ばす!
ベーシッククラスとは選手個人の「考える力」を伸ばすクラスです。
考える力とはサッカーの目的を理解し状況に応じて最適なプレーを選ぶ力のことです。
そのため、考える力を伸ばすためには認知力(観る)・判断力の向上が求められます。
短期集中スクール“前期”では、
「認る力(認知)」
「ポゼッション(判断)」
「サポート(予測)」
の3つのテーマに分けてトレーニングを行いました。
Day1「観る力」
第1日目のテーマは「観る力」
トレーニングでは
- 状況を把握(認知)して
- 次のプレーをスムーズ時に実行する
ことをテーマにトレーニングしました。
トレーニングを通して周りの状況を観やすくするための立ち方(オープン)の改善とゴールを目指すためのファーストタッチの技術を伸ばしました。
Day2「ポゼッション」
第2日目のテーマは「ポゼッション」
トレーニングでは
- グループで協力しながら相手からボールを奪われない
- ゴールを目指す
ことをテーマにトレーニングしました。
参加者にはサッカーは相手よりも多く点を決めるスポーツ。ボールを保持することは手段であり目的ではないこと。
ボールを保持しながら「いつ・どこで・どうやって」ゴールを目指すのか?に対する理解を深めてもらいました。
Day3「サポート」
第3日目のテーマは「サポート」
トレーニングでは
- サポートの優先順位を理解する
- 次のサポートの位置を予測する
ことをテーマにトレーニングしました。
参加者にはサポートはボールを基準に行う。そのためボールホルダーは常に相手ゴールを意識した立ち方(オープン)をすることを伝えました。
総括:原理原則への理解を深めることでプレーの幅が広がる
3日間のトレーニングを通して大きく変化したのが選手たちのプレーの幅です。
つまりボールを前進させるための手段が増えたということです。
遠くまでボールを蹴る技術、ドリブルのスピードをあげる技術は反復して改善されるものです。
しかし立ち位置やボールが無いときの予測と準備はちょっとした意識の変化で改善されます。
今回の短期集中スクールが自分自身の特徴を活かしたプレーをする為のきっかけになればと思います。
次回、短期集中スクールは2021年1月4日〜6日に開催します!
まだ予約枠に若干の空きがありますのでご興味のある方は是非お越しくださいませ。