ノートレックフットボールアカデミーでは去る11月2日に【試合形式の練習】を行いました。試合形式の練習とは一言で、当日集まったメンバーでチームを作り試合を行うイベントの事です。
しかし、ただ試合をするのではなく、ノートレックが大切にしている“考える力”への働きかけも行います。試合後、チームごとにグループディスカッションを行い、チームのプレイを分析、発表をします。(プレイタイムを確保する為、ディスカッションは試合の合間。発表は数試合分をまとめてもらいました。)
各チームの発表を聞くと、技術的な改善よりもチームとしての改善が多い印象を受けました。つまり、ボールを持っていない選手達が“いつ・どこで・何をするのか?”といった内容が多かったということです。これは、試合状況を俯瞰的に捉え“個”ではなく、“チーム”として試合にどう取り組むべきか考えている結果だと思います。
初めて会う人達とコミュニケーションをとり、更に自身の意見を伝えるのは非常に難しい事です。更に人前で発表をするとなると更に難易度が上がります。しかし、サッカーはチームスポーツ。チームとして考えを共有し自己主張する事はとても重要です。また、話を聞き伝える力は、将来サッカーのみならず全ての分野で必要な能力です。
ノートレックはこれからもサッカーを通して“考える力”を伸ばし、選手たちが将来、様々な環境で活躍できるようサポートしていきます。