スクール活動報告です。今回はSEクラスの活動内容をご紹介します。
SEクラスはセレクションに合格した選手のみが参加できる選抜クラスです。サッカーの原理原則を理解し、状況に応じてハイレベルでプレーする能力の教を目標に活動しています。
SEクラスでは去る10月14日に後期セレクションが開催されました。セレクションでは、技術・能力・メンタルの3つの項目で選手を通して選手選考しました。
セレクション内容
W-up パス&コントロール → ポゼション
Tr.1 1対1 → 2対2
Tr.2 4対4・ミニゲーム
Game 7対7+GK
プレーを通した感想
●判断スピードの速さ
ナショナルトレセンに参加する選手も多数在籍しているSEクラスでは、技術レベルが高いのは勿論ですが、合わせて“判断スピードの速さ”が目立ちました。
判断スピードの速さとは、“状況を把握し、その状況に合わせてプレーを選ぶ”スピードの事です。そしてこのスピードをより速くするために、オフ(ボールを持っていない)の時に周囲の情報を集め、尚且、状況の変化を観ていました。つまり、オフの時に状況の変化をしっかり観て、次のプレーの準備を絶えず行っていたのです。
●ワンタッチプレーの質
日頃から自チームで技術向上に励んでいるので、参加者のボールを扱う技術(止める、蹴る、運ぶ)は非常に高かったです。その中でもワンタッチプレーの質が高い印象を受けました。
ワンタッチプレーはプレースピードを上げる際、非常に有効な技術です。一方で動いているボールを正確に扱えないといけないので難易度が高いとも言えます。セレクションでワンタッチプレーを実行している選手には共通点がありました。それは、観ておく事と体の向きです。ボールが来る前に観ておく事で、ワンタッチプレーができる状況を予め作っていました。そして、より広い範囲を観る為に、次のプレーがスムーズに行えるように体の向きを意識してプレーしていたのです。
SEクラス後期活動は10月21日よりサッポロ・イイワン・スタジアムにて開始します。