12月26日~28日の3日間にかけて冬期集中スクールが開催されました。
今回の冬期集中スクールは来春の外サッカー活動を見据えて「サッカーの原理原則を理解し、チームで活躍するための実践力」を伸ばす事を目的に実施されました。
冬期集中スクールは、U10の部とU12の部の2部構成でした。
■U10の部
U10の部では、「ドリブル」をテーマに個人技術の向上のトレーニングを実施しました。
ボールを持ち積極的に相手と対峙するU10年代の選手達。
しかし、一方で「突破」が目的になり、突破にこだわりすぎたり、突破した後のプレイが限られているという課題が散見されます。
したがって、今回のトレーニングでは、ドリ
ブルの目的を改めて学び、ドリブルの種類を
確認する事で相手との駆け引きを楽しみ、突破する技術を伸ばす為に行いました。
Day1「突破のドリブル」
ドリブルの基礎技術向上、身体の使い方に重点を置きトレーニングをしました。
Day2「運ぶドリブル」
意図的にドリブルでボールを運ぶ事でスペースや時間を作りボールを前進させるトレーニングをしました。
Day3「ドリブルの複合」
場所と状況に応じてドリブルを使い分ける事で攻撃の目的である「点を決める」確率を上げる為のトレーニングをしました。
■U12の部
U12の部では、「オフの動き」をテーマにトレーニングを実施しました。
他者の事を考え、思いやる気持ちが芽生え始めるU12年代の選手達。
この年代の選手達に、技術と並行して「ボールが無い時に相手のことを思いやりどのような事ができるのか?」を考え行動する力を伸ばす為のトレーニングを実施しました。
Day1「ポジショニングの基本」
ボールホルダー目線で相手がいないスペースでボールを受ける事。または、ボールを受けたいスペースを作っておく為のトレーニングを行いました。
Day2「味方との連動」
味方が作ってくれたスペースに気づき、そのスペースを利用する為のトレーニングを行いました。
Day3「復習と実践力向上」
2日間のトレーニングの総まとめ。ゲームメインでトレーニングの復習を行いました。
この期間、冬期集中スクールに参加してくれた選手達は全てのトレーニングに一生懸命参加してくれました。
また、その過程で基礎技術に対する考え方や、サッカーの原理原則に対する考え方について改めて気づける場となりました。
今はフットサルシーズンでこの期間に学んだ事はあまり反映されにくいと思われがちですが、フットサルにも共通する考え方や動き方はあります。
それを生かしつつも外サッカーに向けた準備も並行して頂ければと思います。
この期間、練習に参加して下さった選手の皆様。
そして、当スクールの短期集中スクールにお子様を快く送って下さった保護者様誠にありがとうございました!