スクール活動報告です。今回は中央区・ベーシッククラスの活動内容をご紹介します。中央区・ベーシッククラスでは選手個人から自身のプレーにおける課題を直接聞き改善・克服しています。
選手の悩み;上手にパスが出せない
トレーニング開始前、選手たちとの会話から“上手にパスが出せない”という悩みを聞きました。「自分の狙ったところにパスを出せない」「相手にパスカットされる」。どうやら自分の思いどおりにボールを蹴れないという悩みです。従って今回のトレーニングでは、“パス(ボールを蹴る)”をメインテーマにしました。
トレーニングテーマ;パス(ボールを蹴る)
選手たちとの会話を更に深めることで、上手にパスが出せないのは“ボールを止める”、“観る”の2点に原因があるということが判明しました。そこで今回のトレーニングでは、正確にボールを蹴るための準備に重点を置いてトレーニングを行いました。
W-up パス&コントロール
Tr.1 3対1(ロンド)
Tr.2 3対1(コーンゴール)
Game
トレーニングポイント;ボールを蹴るための準備
ボールを蹴るための準備では以下の内容をポイントとして選手に伝えました。
技術面;ボールを止める
・蹴りやすい位置にボールを置く
能力面;相手を観る
・相手を観る
・観やすい身体の向き
初めは自分の中心のパス・無理な姿勢でのパスが散見されましたが、ポイントを抑え順序立てて反復練習をすることで、次第に正確なパスができるようになりました。更に最後のゲームではスルーパス、ダイレクトパスなどの高度なプレーも観ることができました。
正確にボールを蹴るためには、「ボールの中心を正確に蹴っているか?」「軸足はどこに置いているか?」「身体の重心崩れていないのか?」などプレー中の細かな動作確認が必須です。しかし、プレー中の動作をより正確に行うためには、プレー前、つまり準備も同様に重要なのです。
選手が自チームで更に活躍するために、苦手な部分を改善し、得意な部分は更に引き伸ばす為に引き続き指導していきます。