ノートレックフットボールアカデミーの活動報告です。今回は、清田区テクニッククラスの活動内容をご紹介します。
テクニッククラスは、“身体づくり”と“基礎能力”の強化を目的に活動しています。身体づくりでは、“コーディネーション能力・安定性・可動域・バランス”の4つの強化を目的に正しい身体の使い方、姿勢について学んでいます。また、基礎能力では、ボールを“止める・蹴る・運ぶ”技術の向上を目的に練習しています。
トレーニングテーマ「ボールコントロール(止める)」
内容:動きながら
サッカー選手にとってボールを止める技術は非常に重要です。何故なら“ボールを止める”技術はオン(ボールを持っている状態)のスタート地点だからです。従って止める技術は“次のプレーをスムーズに”移行する為に必要な技術なのです。
動きながらボールを止める
ボールを止める技術は次のプレーをスムーズに移行するために大切な技術です。
更に動きながら行うことで
- DFに奪いどころを絞らせない
- スピードに乗った状態で次のプレーに移行できる
という利点が生まれます。従って、テクニッククラスでは、“動きながら”“正確に”ボールを止める技術習得も目標に練習を行っております。
トレーニングポイント:どうやってボールを止めるの?
ボールを止める方向や手段には様々な種類があります。この時に重要なのが、“周囲の状況に合わせてコントロールできているか?“という点です。サッカーは常に相手がいる状況でプレーをしなくてはなりません。従って相手の位置や味方の位置を認知し、且つ、サッカーの目的を考えてプレー選択をする必要があるのです。テクニッククラスでは変化する状況の中でボールを止める練習を反復して行う事で技術習得を行いました。
成果:ステップの多用
練習を通して選手たちのボールを止める技術は飛躍的に成長しました。相手のいない方向にボールを止めるのは勿論、ステップを利用することで、より状況に合わせてボールを止める事ができるようになりました。ボールを止める技術と合わせて“ステップ”も改善されたのは視野を確保するために身体の向きを常に意識するようになったからです。
テクニッククラスは小学2年生から6年生まで幅広い選手が参加しています。個人技術アップが目的のスクールので、その選手に合わせた課題を提示、改善しています。