9月22日(日)にアカデミー生を対象に試合形式の練習を行いました。試合形式の練習とは、設定したトレーニングテーマを8人制の試合を通して改善していく事です。当日は30名以上の選手が参加しましたので、学年とレベルに合わせて4チームに分けて試合を行いました。
【当日の流れ】
全体ミーティング;試合の目標設定
・目標①「立ち位置の改善」;ボールを中心に立ち位置を考えよう!(攻守)
・目標②「判断の改善」 ;目的(ゴールを決める、ゴールを守る)から逆算してプレーを選択しよう
今回の試合では2つの目標を設定しました。これらは9月のテーマである「判断スピードの向上」に基づいて設定しています。選手たちには個人・チームとして“いつ・どこで・誰が・何をするのか?”を考え試合に挑んでもらいました。
試合とグループディスカッション
選手たちには試合の合間にチームで集まりディスカッションをしてもらいました。ディスカッションでは、試合での”成果”と“改善点”を話してもらいました。その後、②回の全体ミーティングを通して各チームの代表者に発表してもらいました。
【プレーでの変化】
ディスカッションを通してイメージの共有を
ディスカッションを通してチーム内で起きている現象を整理,共有することができました。その結果、勝敗に拘りつつも課題の改善に意識的に取り組んで試合に挑んでいました。
判断スピードの向上
試合の回数をこなすに連れて“次のプレーを考えて置く”、“複数の選択肢を持つ”プレーが顕著に現れました。また、チーム内でプレーの優先順位を確認することで、サポートの質も大きく変化しました。
守備の強度
最初の試合ではいわゆる守備のゆるさが目立ちましたが、守備の優先順位を共有することでアプローチのスピード、球際での粘り強さが劇的に変化しました。